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南アフリカコロナワクチンのジレンマ [海外生活便り]

南アフリカに2月1日午後、待ちに待った最初の100万本のワクチンが到着。

大統領、副大統領を始めとして保健大臣等錚々たる人物が空港に出迎え。
喜んだのも束の間、到着したAstraZeneca,のワクチンはその直後に
501Y,V12Variant(南アフリカでは南ア変異ウイルスとの言い方に抵抗があります)
に対して効果は薄いとの発表があり、その上届いたワクチンは使用期限も4月と
短いことも判明、落胆することも甚だしくせっかくのワクチンの展開は現在
一時取りやめとなりました。

ワクチンの移送も南アならではのギャングなどに強奪される恐れもあり
搬送スケジュールなどすべて非公開、覆面パトカー、空からの警護と万全の
対策を立てていたのに非常に残念な結果となりました。

ただJohnson and Jhonsonのワクチンが来週にも到着するとの事ですので
期待したいものです。

私事ですが今日買い物に出かけたついでに結果が10分で出るというので
コロナの抗体検査をしました。

結果はネガティブ、でも抗体があったとしても1カ月でなくなるそうです。
コロナに罹った経歴はないのが判明しましたが結局今迄通り注意しながら
暮らして行くしか方法はなさそうです。







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ゴルフ場での思いやり [海外生活便り]

ゴルフ場のPar3、グリーン脇バンカーの手前で発見。

金網のケースの中には卵を抱えた鳥が。
20201120_191813.jpg鳥も落ち着かないでしょうしゴルファーも近づくと攻撃されるし
お互いに危険です。

鳥ってなぜこんなところでと思うところで抱卵しているのですね






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ロックダウン中の歯科医院 [海外生活便り]

ロックダウン中に医療関係に行くのはよほどでもない限り控えたいものです。
が一年間放っておいた虫歯が気になりとうとう決心、予約を入れました。

当日予約時間に訪れると前の患者が終わる迄車の中で待機するようにとの事です。 
前の患者が帰ると看護婦が呼びに来てようやく中に入れます。

入り口で先ず靴の底を消毒され、熱を測り、、手を消毒した後受付に行きます。
目の前で消毒されたボールペンを渡されアンケートに記入。
コロナになった人と接触したかとかいろいろな項目があり万が一コロナになっても
当院は責任を取らないなどの用紙にサインします。

診察室に入ると指示されたバスケットにバッグとマスクを置くようにとの事、
先ず口の中を殺菌するよう液を一分間口に含むよう指示され
その後診察台に案内されました。
漸く歯医者が出てきて治療が始まります。
医者と看護婦の二人きりの医院ですが二人ともPPEで完全防備です。
これ以上のコロナ対策は無理でしょうね。

毎日多くの患者に接する医療関係者の努力も大変だなと改めて認識しました。





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南アのヒットダンス曲、Jerusalema [海外生活便り]

南アで今流行しているのはMaster KGのダンス曲Jerusalemaですね。
"it speaks about Jerusalem being the home of many religious believers".

YouTubeで100万以上のアクセスがあるヒット曲ですが
Jerusalema Dance Challengeというの迄あり各所で踊られています。

ところで友人の息子さんがSt. LuciaでB&Bを経営しているのですが
その町の色々な業種の人達が踊っているJerusalema Dance Challenge の
映像を送ってきたので紹介しますね。

https://youtu.be/5ld23XfrXA8

中に友人のお孫さんも参加しているので余計に親しみを感じます。






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物議を醸した広告 [海外生活便り]

Clicksは全国チェーンのドラッグストアーです。

そのClicksが出したヘアーケアーブランドのTRESemme のキャンペーン広告が
人種差別だとして物議を醸した一週間でした。
少なくともCliksの37店舗以上がEFFの党員によって襲撃されたのです。

EFFというのは過激な行動で知られている政党ですがそれもその筈
党首のジュリアス マレマは元ANC青年部の委員長だったのですがANCから
追放されその後EFF(Economic Freedom Fights)という政党を設立しました。
労働者との連帯を示すシンボルとして赤のジャンプスーツが制服で国会にも
男性はジャンプスーツ、女性党員はメイドユニフォームで登院する
ユニークな政党です。

今回の広告はさすがに配慮が欠けていてRacismと呼ばれてもやむをえません。

_20200908_084325.JPG_20200908_085250.JPG

白人の髪がナチュラルとし黒人の髪がドライだのダメージヘアーとしたのは
ちょっとひどいですね。

数年前はH&Mが出した広告でやはりEFFにより店舗が襲撃される事件もありました。
この時は黒人少年がCoolest Monky in the Jungleと書かれたフーディーを
着た広告に抗議しての事件でしたね。
_20200909_210734.JPG






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南アフリカロックダウンレベル2 [海外生活便り]

南アフリカのコロナ対策は現在のところ功を奏しているようで
一ヵ月前に比べ 最近は新規患者発生数が12,000人/日から平均5,000人に
(昨日17日は2,500人)回復者率が48%から80%に、入院中の患者数が
10,000人から4,000人に減り フィールドホスピタルも空とのことです。
現在までに行った検査数は340万超と必死の努力が実ったようです。

3/23にLockdown stage5(厳格なる外出禁止令)を発令以来5カ月、
マスク着用、手洗いや消毒、隣人との間隔を開けると等々
全く新しい習慣に国民が適応してきたようです。。
これらの努力を継続しながら景気の低迷、失業の問題に対応すべく
ロックダウンが今日からレベル2に緩和されました。。

主なる規制の緩和は

ー殆どの事業は再開,但しWork from homeも続けて欲しい(特に60歳以上の社員)
ー州を超えての移動が出来る。 但し海外旅行者の入国不可は継続。
ー酒・たばこの販売を再開する(アルコールの販売は月~木の9~17時間)
ーレストラン等は10時まで。(総席数の50%に限定)
ープロスポーツは観客無しで再開。ジムは条件つきで再開。 
ー家族や友人の訪問は10人以内で許可

依然として規制されているのは
ー集会は50人以内
―ソシアルディスタンスを守る
ー22;00~4;00の外出禁止令は継続
ーマスク着用、消毒、

等が主な内容です。

但し人の移動が自由になればセカンドウエーブが来るか心配ですね。
今年は旅行とかも控え注意しながら暮らしていくつもりです。






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南アフリカ Rich&Poor [海外生活便り]

ロックダウンで浮き彫りになったのが南アの貧富の差といえます。

南アフリカでは1千8百万人の人が社会保障に頼って暮らしてますが
2020年に決められた月額は以下の通りです。

1. Old age, disability and care dependency grants to R1,860 per month .

2.War veterans grant to R1,880per month
.
3.Foster care grant to R1,040 per month.

4.The child support grant R445 per month.

さてロックダウン中には特別給付として4,5月は子供に対してはR300
6~10月の間は月額R500の特別補助金が出ます。
その他の人達には月額R250の特別給付が支払われます。
又失業者には月額R350が支払われることになっています。

ロックダウン後の最初の支給日は大混乱が起きソシアルディスタンスも
全く守られず死者迄出る悲劇となりました。

Centurionでの支払日の映像、長蛇の列ができています。
南ア人は忍耐強いとつくづく思いました。
_20200526_175317.JPG

ロックダウンも長引けば多くの人々が苦境に立つことになります。

100万人のドメスティックワーカー
9万人のリサイクル収集人ー リヤカーのような台車の上にリサイクルごみを
集めて歩き一日約100ランドを得られるとか。
_20200728_105219 (2).JPG
350万人の高齢者
1100万人の子供たちが現在空腹に耐えているとか。

コロナ災害が南ア社会の問題のWake up callとなって社会の不平等が
南アだけでなく世界で均衡されることを願っています。

一例として住居の格差、ドローンで撮影されたHout Bay映像です。
_20190519_145424.JPG

道路を挟んで対照的な住宅事情です。






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ロックダウン中の学校事情 [海外生活便り]

今社会の一番の関心は学校問題ですね。

識者が加わわり、百家争鳴となりましたが結果として次の政策です。

公立校はコロナ臨時休校(7/27~8/24)但し現在授業中の12年生は
8/3から、小7年(小学校最終学年)は8/12より授業を再開する。
他の学年は8/24以降準備が整い次第、逐次再開とする。
その間先生や職員は自宅待機。

私立校はこの規制の対象外、多くの学校が平常に近い授業を続けています。
公立校と私立校の格差が広がることが又論争になっています。

高等裁判所は臨時休校中も貧しい児童への給食は継続すべきとの判断、
学校近くに住む子供は学校から給食か食べ物を貰えそうです。
調査によるとコロナで3人に一人が失業し47%の家で食料を確保するのが
困難となっている状況だそうです。

南アフリカの子供たちの状況を調べたところ

両親と暮らしている34%
父親と3%
母親と43%
祖母や親戚又はその他と20%

このような家庭事情を見ると個人的に思うのは学校に行っている方が
子供達にとって安心なのではないでしょうか。






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タバコ禁止令 [海外生活便り]

南アではロックダウン開始以来タバコの販売は禁止となっています。
これは世界でも南アフリカだけの厳しい政策です。

FITA(公正取引協会)やBAT(British American Tobacco)が高等裁判所に
告訴したにも関わらず裁判で棄却され依然として禁止状態が続いています。
FITAもBATも次の手段として最高裁に上訴していますが裁判は8月上旬に迄
延期されてしまいました。

たばこ関連会社の調査によれば35億ランドの税収がなくなることになり
例えばその税収があれば

[新月]Two new hospitals and 5 000 ventilators;
[新月]54 new schools;
[新月]The salaries of 25 000 nurses, 5 000 doctors, and 20 000 primary school teachers;
[新月]8 045 new affordable homes;
[新月]23 million food parcels for the poor.

などが賄える金額だとの事。

結構タバコを吸っている人を見かけますが闇売買が横行しているようです。






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アルコール販売禁止に逆戻り [海外生活便り]

長かったアルコール禁止令が解かれたのが6月1日、皆大喜びしたのも束の間、
昨夜7月12日、大統領演説で只今を持ってアルコールの販売を禁止するとの
発言に世間はショックを受けました。

アルコール販売が許可されて以来アルコールに関連した事故や事件が多く発生し
コロナ感染者のベッド数を圧迫し始めたのを危惧した警察長官もアルコール販売を
禁止するよう強く呼び掛けていたのでいずれ何かの規制は敷かれるかとは
思っていましたが、新聞報道でも販売日を週一日にするとか一人当たりの本数を
制限するだろう位でしたので寝耳に水でしたね。

ロックダウンレベル3は維持するものの午後9時から午前4時までの外出禁止令も
取り入れられ爆発的に増えている感染者の数を抑えようと政府も必死です。

ピークはまだまだの見通しでこれから先の成り行きが不安です。






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