アフリカの鄙びた隣町Mokhotlong （レソト その４）

Sani Topから隣町のMokhotlong迄は約５０ｋｍ、すぐ近くと思っていたのに
なんと２時間もかかってしまいました。

サニパスに負けず劣らずの悪路です。


険しい山あいの道をぬけると川沿いの道に差しかかりました。


そういえばレソトの山々は滲み出る水でキラキラ光っていました。


その水が川となり、東に流れればインド洋に注ぎ込み西に流れればオレンジ川となり
大西洋に迄到達するのかと思うとロマンを感じました。

Mokhotlongに近づくに従って村人の姿が見掛けられるようになりました。
この辺りの山村は牧畜とささやかな農業で生計を立てている様です。




Mokhotlong迄もうすぐとなった地点で道路が急によくなったと思ったら
道路のアップグレード工事中。
中国の会社が請け負ったようで数多くの中国製重機が勢ぞろい。
それに運転しているのはすべて中国人。
向うも私達を見て目を瞠ったけれどこちらも目を瞠ってしまいました。

さんざん悪路で苦労した私達、この時ばかりは”サンキュー　チャイナ”などと
言ったか言わなかったか。

Mokhotlongでガソリンを入れるために町の中に入ったのですが驚いた事に
一つしかないガソリンスタンドは中国人の経営。　たくましいですね。


その隣のスーパーマーケット、名前（Hui Hua Supermarket）から察するに中国人の経営？


それはともかく向かい側がStandard　Bank, ここが街の中心です。

ロバがいてローカルっぽいでしょう。

スーパーを除けばお店はといえばトタンでできた小屋が並んでいる商店街。



交通、運送手段はいまだにロバが活躍している鄙びた田舎町でした。